庭付きの一戸建てに住む方であれば、愛着のあるマイホームをさらに快適な空間にしたいと考えていることでしょう。
せっかくの庭をもっと有効活用したいけど、何から始めたら良いか悩んでいる方も多いはずです。
そこで今回は、庭に屋根付きテラスを設置する際の選び方や注意点をご紹介します。
□屋根付きテラスの選び方のポイント
屋根付きテラスは、庭を快適な空間に変える人気のアイテムです。
しかし、いざ設置しようとすると、様々な屋根材や形状があり、どれを選んだら良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
屋根付きテラスの設置目的によって、最適な屋根材や形状は大きく異なります。
1: 日差しを確保したい人
日差しを遮らず、明るさを保ちたい場合は、クリアパネルを使用するのがおすすめです。
ポリカーボネート製のクリアパネルは、太陽の光を取り込みながら、直射日光を適度にカットしてくれるので、開放的な空間を保てます。
2: プライバシーを確保したい人
プライバシーを確保したい場合は、側面にパネルが付いたタイプやオーニングなどを検討しましょう。
外からの視線を気にせず、洗濯物を干したり、くつろいだりできます。
また、日差しが強い場所にもおすすめです。
3: ガーデンルームを作りたい人
ガーデンルームのように、より開放的な空間を作りたい場合は、ガラス張りの屋根や、側面に窓が付いたタイプがおすすめです。
リビングの延長として使ったり、趣味を楽しんだり、様々な用途に利用できます。
□庭に屋根付きテラスを設置する際の注意点
屋根付きテラスは快適な空間を生み出す一方、設置前に知っておくべきデメリットも存在します。
これらのデメリットを事前に理解することで、対策を立て、後悔のない選択ができるでしょう。
1: 雨音・風の音が気になる
ポリカーボネート製の屋根は、軽量で衝撃に強い反面、雨音や風の音が響きやすいというデメリットがあります。
特に、薄いポリカーボネートを使用している場合は、音が大きく響いてしまうため注意が必要です。
対策
・厚みのあるポリカーボネートを選ぶ
・屋根の角度や傾斜を変える
・留め具を増やす
・留め具と本体の間にシリコンなどを挟む
2: 部屋が暗くなる・開放感がなくなる
屋根を設置すると、日当たりが悪くなってしまうことがあります。
特に、日よけ以外の目的で設置する場合や、奥行きの広いテラス屋根の場合は、注意が必要です。
対策
・明るい色の屋根材を選ぶ
・開閉できるオーニングを設置する
・設置する方角や周囲の環境をよく検討する
□まとめ
屋根付きテラスは、庭を快適な空間に変える素晴らしいアイテムですが、設置する際には、用途に合わせた最適な屋根材や形状を選ぶことが重要です。
また、雨音や日当たりなど、デメリットも事前に理解しておくことで、後悔のない選択ができます。
今回の内容が、理想の屋根付きテラスを実現する手助けになれば幸いです。